于振忠さん(中国)からのメール

f0032780_9134436.jpg1月7日からの「富士研」受講でルームメイトになった、于振忠さんからメールが届きました。

多和田様   こんにちは。
メールを有難うございました。16日北京に帰ってきました。
御礼のメールを送ろうとしたところ、多和田さんからメールが届きました。
「心に残る親の思い出」の時、話した内容は本当に自分の残っている思い出なので、皆さんに聞いてもらえるならば掲載しても良いです。どうぞ掲載してください。
また、其の時に一緒にとりました写真を添付ファイルにて送付致しますので
ご査収のほどよろしくお願い致します。
富士研では本当にお世話になりました。
とりあえずお返事まで
倫理研究所中国事務所 于振忠より
1月19日

文中にもありますように、本人于振忠さんから伺った「心に残る親の思いで」のブロク掲載の許可を頂きましたので、ここに掲示します。
【于振忠さんの「心に残る親の思いで」】
中国の山奥クブチで7人兄弟の7番目に生まれ貧しかった。両親は7人の子供を育てるために必死に働いたが食べるものがなく、幼い頃はトウモロコシを粉にし木の皮からとったニカワで固めたものを食べていて、お米を食べたことがなかった。5才頃、どうにも食べさせられないから、私を裕福な家に貰ってもらおうと父が提案した。しかし、母が激しく反対したので今の自分がある。貧しい家を救い出世するには大学へ行かなければと、両親の仕事を手伝いながら必死に勉強した。
やっとの思いで大学に合格することができた。中国では学費は国が出してくれるが、教材は学生側の個人持ちである。それにはおよそ一年で1,000元必要である。日本円で15,000円であるが私たち家族にとってはそれは天文学的数字である。そんな負担を親にさせられないので、私は大学へ行くのを諦め、合格通知を隠していました。それを父にとがめられ、大学へ行くように強くすすめられたので、しかたなくかねてより希望していた日本語学科に行くことにした。大学に通うが教材費のことが心配であった。冬のクブチは氷点下27度にもなるのに、父は私達子供のために夜遅くまで働いて疲れて帰ってくる毎日であった。父は何をして1,000元もの学費を稼ぐために働いているのか知らなかった。不思議に思い調べてみると、羊使いの仕事であった、村人の飼っている羊を集めて放牧させたり世話をするのである。中国ではそれは仕事としては地位の低いものの作業なのです。そんな仕事を父親にさせておく訳にはいかず、私は大学を辞めることにした。滅多に怒らない父親はそれを知って「本当の親孝行は、お前が大学を出てくれることだ」と怒った。
そんな父の温かい言葉に支えられて大学を卒業することができました。・・・・・しかし、それから2年後、父は亡くなってしまったのです。これから親孝行をして恩返しをして行こうと思っていた矢先でありました。(涙)

今回1月7日、富士研へ来る前に、倫理学苑で研究生と同じ生活を体験し冬の滝行も体験した。中国では滝行をすることもなく、初めての体験であったが、今までの人生のことを思えば、滝行が冷たくて辛いといういは全然なかった。(驚き!)
日本では、親に感謝する心が薄いような気がする。中国では、親に感謝するのが当たり前であるように教えられ育って来た。

(その後の、後日談が倫理との出会い)
中国では、大学を卒業すると授業料を負担してくれる代わりに、国が決めた官庁に就職することになる。しかし、仕事が合わなくて、大学で学んだ日本語を活かす旅行会社に転職した。しばらくしてクブチ沙漠緑化隊のお世話をすることになり、日本から来る旅行団や経営者の態度は私たちを奴隷を扱うように冷たく、ペットボトルを投げつけられたこともあった。日本人って何て奴らだと、日本人に嫌悪感がつのり今回の仕事を最後にして辞めようと思った最後のお客様が倫理法人会の緑化隊であった。同じ日本人の経営者でもこんなに温かく親切な人達もいるのだと思い、仕事を辞めるのを思いとどまった。この会の方達はどんな団体かと知ることが倫理との出会いです。
どんなことを学ばれているのだろうと知ることにより、倫理の魅力を知ることになりました。

今後、中国にも純粋倫理を普及されることを責務として、益々ご活躍されることでしょう。(感謝)
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
このブログは、于振忠さんも見られますので、于さん宛にメッセージがありましたら、コメントの書き込みをお願いします。

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メールで送られたきた、富士研で同室の方々と一緒に撮影した写真です。
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by krinrig | 2006-01-20 09:41
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