第一回食育セミナー

11月13日(月)10時より 「第1回食育セミナー」が 平尾 勝 主事を講師にお迎えして開催されました。県民文化ホール未来会館5階のハイビジョン会議室にて、家庭倫理の会岐阜市主催、岐阜市教育委員会の後援により 参加者27名がセミナーを受講しました。
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オープニングでは「好き嫌いをすることはいいことですか?悪いことですか?」という問いかけに 受講者の皆さんはまず悪いことだろうと想像したようですが、講師の答えは意外なものでした。「それは いいことなんですよ。」「なぜ?」かと言えば、虐待されている子どもは決して好き嫌いを言わないそうですが、そのことからも察することができるように、好き嫌いを言える相手(母親)には 信頼をおいているからこそ自分の弱み(好き嫌い)が言えるんです。子育てで親子の信頼関係があればこその言葉なのだととらえてみてはどうでしょう。好き嫌いをする我が子に「わがままいわないで、食べなさい!」と強要する場面はよくあると思うのですが、子どもの健康を考え 栄養学的に理にかなった食事でも、見るのも匂いをかぐのも嫌な食品を無理やり叱りつけながら食べさせることは 子どもの人格形成にどんな影響をもたらすのでしょうか? 大人になって その子は家族の楽しい食事のシーンを思い浮かべることはできるのでしょうか?
楽しい食事のシーンは親からの最高の贈り物です。家族と一緒の安心感と お母さん手作りの安全な食事と 心豊かで情緒が安定した 家族での食事ができたら その子はどんなにか素晴らしい大人に成長することでしょう。
ほうれん草見るのも大嫌いな平尾少年のお母さんが 大好きなポパイ(若い方はわからないかも?)のアニメの後 食卓に出したほうれん草を平尾少年は食べたでしょうか?・・・ヒント:平尾講師は今ほうれん草がおいしいそうです。
3ヶ月で会社をやめた東大出身のエリートサラリーマンの食生活は、お手伝いさんの作った高級食材のおいしい食事でしたが、彼は食事が楽しいと思ったことは一度もなかったそうです。その他、たこを食べる日本人をヨーロッパ人はどう思っている?中国の市場で売っている犬の肉を日本人はどう思う?ジュースをこぼした4歳の娘にお母さんが取った行動は?・・・など。このような具体的なお話や異食症や氷食症のビデオや質疑応答を通して、『食育って何ですか?』の講義を次のようにまとめられました。
f0032780_19131928.jpg家族や仲間といっしょに食べることは理想的なことである。また、一人での食事を制御できるのも成熟した大人としての証である。人は食することで生命を維持しているが、同時に食事環境が人の人格形成に大きく影響していることも事実である。誰かといっしょに食事する(共食:コンビアンテン)ことで、人間としての心身の発達やパーソナリティが段階的に形成されていく。
次回も1月12日に未来会館にて開催します。皆さんのご参加をお待ちしています
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by krinrig | 2006-11-13 19:14 | 子育て支援活動
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